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活動報告

2018/10/10

<アピタル:医療と健康のホント>の記事を拝読して

ウェブサイト上の情報は玉石混淆ですが、良い情報が行き渡るために、意見を送っています。


2018年10月5日に出版された<アピタル:医療と健康のホント>「虫歯になる大人、20年前と変わらず 子の歯磨き対策を」に対して、以下のような意見を提出しました。

フッ化物配合歯磨剤を利用するのが大切なこと、個人個人でリスクが違うことがポイントです。


件名


服部尚 様 <アピタル:医療と健康のホント>の記事を拝読して


本文


朝日新聞 
服部尚 様

2018年10月5日に出版された<アピタル:医療と健康のホント>「虫歯になる大人、20年前と変わらず 子の歯磨き対策を」https://www.asahi.com/articles/ASL9V43TLL9VUBQU00B.html を興味深く拝読しました。歯が残っている高齢者が増えるにつれ虫歯の問題も増えていることや、正しい歯磨きの仕方など、有益な情報をありがとうございます。

虫歯の予防については、私どもNPO法人「最先端のむし歯・歯周病予防を要求する会」でも、一般の人向けの情報提供に努めております。特に、科学的エビデンスを重視して、漫然とした予防ではなく、確実に病気を防ぐ虫歯と歯周病の予防についての情報を提供しています。

例えば、フッ化物入り歯磨き粉で歯磨きしなければ、実は虫歯の予防には歯磨き自体はそれほど効果がないことなどは、欧米ではよく知られていますが(Selwitz RH, Ismail AI, Pitts NB. Dental caries. Lancet. 2007;369:51-9. )、貴記事でもそのことには触れられていなかったように、日本ではなかなか新しい情報が広まりにくいと思っております。

その他にも、個人個人で虫歯のなりやすさ(リスク)には違いがあり、歯磨きだけでは虫歯を確実に予防することはできないこと、そのために最初に自分の弱点を知るためのリスク評価が必要なことなど、貴紙の読者の皆様に新しい虫歯予防について伝えていただければ幸甚です。

そのために、本NPO法人にできることがございましたら、遠慮なくお申し付けください。

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