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活動報告

2011/07/08

【研修レポート】Oral Physicianセミナー、マルメ大学研修

2011年6月12日から18日まで、
本NPO理事長の西真紀子と、理事の大竹喜一は、Oral Physicianセミナー、マルメ大学研修にアドバイザー・通訳として同行し、最先端のむし歯・歯周病予防が行われているスウェーデンの最新情報を入手しました。

マルメはスウェーデンの南端、コペンハーゲンの対岸に位置します。



歯学部建物.jpg 研修風景.jpg 
(左)
マルメ大学の歯学部の前には去年12月に開通したばかりの現代的な地下鉄入り口。
左端が歯学部建物です。
(右)
研修が行われた教室。 
日本からの歯科医師、歯科衛生士ら58人の参加者が集まりました。
 


朝の8時半から夕方5時までの充実したスケジュールで、科目は
「歯科医療の本質」
「むし歯と歯周病のリスク」
「最先端のむし歯・歯周病治療」
「スウェーデンのむし歯・歯周病治療ガイドライン」
「全身疾患の薬とむし歯・歯周病の関係」
「インプラント歯周炎」
「メインテナンスとは何か」
「歯科衛生士の仕事」
「新しい保険制度による患者のモチベーション向上」
「マルメ大学の歯科教育」
などでした。

マルメ大学は問題解決学習法(PBL)を歯科教育でいち早く取り入れたことでも評価が高く、学生は5年間を通して少人数グループのディスカッション方式で歯科医学を学びます。 学生の頃から、歯科医学の最新の問題点に触れ、さらにそれをどう向上させるかと考えることが、最先端の歯学を牽引する次世代づくりにつながっているように感じました。
 歯科道具.jpg 
参加者もPBL形式を体験し、活発な質疑応答で能動的な教育を実感。
その他にも課外授業で、公立歯科診療所、保育所、高齢者施設、在宅歯科診療をしている会社を見学しました。右上の写真は、その会社で説明を受けた、在宅サービスのための歯科道具です。スウェーデンも高齢社会ですが、社会福祉が整っているので、この分野でもフロンティアです。 




研修半ばには、市庁舎でマルメ市長と名誉総領事の歓迎も受けました。この市庁舎は、本会理事の熊谷崇が1999年にマルメ大学名誉博士号を授与された縁の場所です。 
 




打ち上げの晩餐会では、素晴らしい講義をして下さった講師の皆さんに九谷焼のUSBメモリスティックが贈られました。
 

よく練られたプログラムで、一週間で最新のスウェーデン予防歯科事情を網羅していました。この情報を私たちの頭の中で留めてしまうのは、あまりにももったいな過ぎます。歯科関係者だけではなく、患者さんである立場の人にも是非、知っていただきたいと思いました。そのための活動を精一杯頑張ります。 

2011年7月
文責:西 真紀子
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