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当NPOについて

活動報告

2011/06/10

【イベント】予防の父 アクセルソン博士講演会

2011年5月29日、世界中で「予防の父」と呼ばれる
アクセルソン博士の講演会が、当NPOの後援で行われました。

アクセルソン博士の功績は、"歯科医院に来院する患者さん257名の歯を30年にわたってメインテナンスし、97.7%歯を守ることができた"ことでした。
この結果は大変偉大であり、この30年にわたる調査から多くの患者からこの方法が支持されていたことを表しています。

彼が日本の私たちに伝えてくれたメッセージ。
それをご紹介します。


レインコートはいつ使う?

みなさんご存知のレインコート。
レインコートは雨が降ったときに使うものですよね。雨が多い梅雨にレインコートをもって旅行するのは意味がありますが、雨が少ない季節にレインコートをもって旅行に行っても、荷物が重くなるだけで全く意味がありません。

これは口の中でも同じこと。
歯ブラシでキレイにできないところにフロスやワンタフトブラシを使って汚れを落とすのは意味がありますよね。でも、歯ブラシでキレイになっているところにフロスやワンタフトブラシを使っても意味がない。というかその時間が無駄になってしまいます。

定期的にメインテナンスに通っているときも、歯ブラシでキレイなところに機械を使って磨き上げる必要はなく、落ちにくい汚れに集中して徹底してクリーニングするべきなんです。

レインコートは、 "必要なところに・・・必要なときに・・・適切な方法で" 使われなければ意味がありません。

先日、世界に歯科予防を普及した"予防の父"と呼ばれているアクセルソン博士が来日した際にも、必要なところにレインコートを持っていくことで、確実にむし歯と歯周病から歯が守れることを30年にわたる研究を通して証明してくれています。

アクセルソン博士が明らかにしてくれた歯科予防方法。
"むし歯や歯周病のなりやすさ"
お口の中にある"磨き残しやすい場所"
"タバコや糖尿病などの全身疾患"

ひとりひとり違う原因を探りその人にあったむし歯・歯周病対策を作って、適切にそのプログラムが進行する・・・それが確実に歯を守るための必須条件。


私たちNPO(最先端のむし歯・歯周病予防を要求する会)が目指している歯科予防は、このアクセルソン博士が明らかにしてくれた予防方法なのです。



20110529博士.pngペール・アクセルソン博士
1960年に(ノーベル賞の選考場所として有名な)スウェーデン王立カロリンスカ研究所の歯学部を卒業。その後、ヴェルムランド州公立歯科医院予防歯科の科長職就任、プライベート歯科医院の開業、カールスタッド大学に歯科衛生士学校の設立、ヴェルムランド州の小学校に歯科診療室を設置するなど、数々の著名な活動を行う。イエテボリ大学歯学部教授という肩書きも持ち、100以上の論文を執筆しているが、特に1970年代からの30年間の臨床データについては2004年に論文として発表し、その2年間に世界に出た予防歯科関係論文の中で最も優れたものに選ばれている。 

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